1.さて、博物館に向かうと・・・

休日の家族連れで賑わう、大阪城公園。
その中を天守閣方面へ向かいました。
博物館に入る前に必ず見ておかなければならないもの。
それは3月15日に掘り起こされた、タイムカプセルの穴です。

あの、掘り起こしの式典にあった紅白の飾りはあるのか。
穴の中は見られるのか。何か特別なディスプレイでもしてあるのか。
何せ、次の掘り起こしは2100年。
タイムカプセルが掘り起こされている所なんて、もう、生きている間には
見ることは出来ません。

さて、どうなっているんでしょう・・・。

あれ?どこやったっけ・・・・あれ?これか?。

普段は、「EXPO’70タイムカプセル」と刻んだ、
半円形のモニュメントが、あるのですが・・・。

何か、まるで、大きいアルミの弁当箱の蓋のような、
何の飾りも無い金属製の箱が、穴の上に置かれており、
子供が座って遊んでいました。

別に、何の案内も無く、ただ、蓋がど〜んと。
そりゃ、無いでしょう。いつものモニュメントも無いじゃないですか。

ちょっと、ガッカリ。

さて、博物館のほうへ目を向けると・・・。

おお、入り口に太陽の塔が立っています。高さ約6m。
厚みのない、ちょっと細身ではありますが、とてもいい出来です。
入り口手前には、昔の観光地によくあった、
写真撮影用の書き割りがあります。
絵を書いた板の穴から、顔を出して記念写真を撮る、あの板のことです。

お父さん、お母さんと子供二人の4人分の顔が出せるようになっていて、
背景には、太陽の塔、エキスポタワー、みどり館、ソ連館、ガスパビリオン、
日立グループ館、虹の塔、サントリー館などなどのイラストが。
しかも、お父さんがテンガロンハット!4人家族のファッションが、
とても70年代してました。

うーん、館内に入る前からこの演出。
いやがうえにも、気分が盛り上がります。
30年前が蘇ってきます。

さあ、博物館の中に入ります。

戦前からの古い建物、立派な階段を3階まで上がります。

あ!、2階から3階への踊り場に各パビリオンの制服を着た
コンパニオンの等身大看板が。
展示が終わったら欲しい!と思うしろものでした。
顔が全員同じなのもべたでGOOD。

さあ、いよいよ、展示スペースへ入ります。