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その1 人間洗濯機って一体・・・



記念すべき第1回目には、何を取り上げようかと考えたのですが、
やはり、「大阪万博」で一番印象に残っている「人間洗濯機」に
スポットを当ててみたいと思います。

和風建築のパビリオン「サンヨー館」は、家電メーカーの三洋電機の出展で、
主な展示はその外観とは裏腹に、未来の電化ライフでした。

その中でも極めつけは、ファミリーコーナーに展示された未来のお風呂、
ウルトラソニックスバスこと通称「人間洗濯機」。

卵を横にしたような形のカプセル内に、
人間が座ります。首から上は外に出ています。
カプセル内にはシャワー口の様な装置が取り付けられており、
シャワーで掛かり湯のあと、カプセル内がお湯で満たされ、そこに、
こんぺいとうの様な形をしたスポンジが浮いていて、
お湯をぐるぐる回転させ体を洗います。そして排水後、きれいなお湯で、
体を洗い流し、温風で体を乾かすと同時に、超音波とか赤外線とかで
殺菌するという、何もしなくても体がきれいになる、
お風呂嫌いな私のような子供には、あこがれの的でした。
頭を洗うのも嫌いだったし・・・。

そのデザインは流線型で、新幹線0系車両にも似た、
まさに60年代後半からの典型的未来型だったのですが、
実際、家庭に置くことができるかと問われると・・・
ちょっとカンベンしてってイメージが残っています。

当時の私の家は、昭和初期に祖父と祖母が建てた古い家で、
お風呂の燃料は薪でした(一応、大阪府下なのに・・・)。
もちろんシャワーは水だけで、冬は使えません。
一度冷めると、沸かし直しが大変でした。

さて、30年後のお風呂はどうなったでしょうか。

さすがに「人間洗濯機」は実現していませんが、30年後も
浴槽は生き残っていました。
但し、現代のお風呂カプセルとも言うべき、ユニットバスが主流に
なっているのは言うまでもありません。

現在の私の家は、電気温水器と太陽熱温水器を併用しています。
とりあえず蛇口をひねれば、24時間お湯は出ます。
ありがたや、ありがたや。

その他、ガス給湯器でのお風呂が主流になっていますが、さらに、
自動お湯張り装置や湯量や温度の自動監視装置、24時間風呂と、
「お風呂を沸かす手間」を省いた方向へと進化を遂げています。

また、お金とスペースが有れば、家庭でもジェットバスや
TV付きバスなど、「人間洗濯機」のコンセプトである入浴の短時間化、
簡略化とは逆方向の「ゆったり感」「のんびり感」を求める様に
なっているのではないかと感じます。

30年前に比べて、家風呂の比率が高まり、
公衆浴場の廃業が増えていますが、通勤時間の増加などから、
お風呂には、さらに「癒し」の場としての技術が
求められるのでは無いでしょうか。

30年前は風呂嫌いだった私も、今では大の風呂好きです。
仕事から帰っての風呂は、最高です。
だって、一人になってホッと出来る空間なんて、
お風呂と、トイレぐらいしか無いじゃないですか。


「人間洗濯機」の技術、何かに活かされてないかなと考えてみると・・・
ありました!「食器洗い乾燥機」と「洗車機」です。

あの透明のカバーの中で、洗われている食器の姿を見て「人間洗濯機」
を思い出してしまうのは私だけ???。


「人間洗濯機 ウルトラソニックスバス」
ブッ飛び度・・・★★★★★
実現度・・・・・★☆☆☆☆
(一応、食器洗い乾燥機になったってことで、★ひとつ)
頭カユイ度・・・★★★★★


この、ウルトラソニックバスの実物を見ることが出ます。 大阪府守口市の三洋電機本社ビル横の「SANYO MUSEUM」、 1階ロビーに展示されています。 SANYO MUSEUM http://www.sanyo.co.jp/museum/ ウルトラソニックバス http://www.sanyo.co.jp/museum/img/info_clean.jpg